二〇〇二年十月二十二日 ワタシタチノ カラダ ニ コンナニモ〝いろ〟! ガ アッタトハ シラナカった った ノデス デシタ タトエバ 脳ニハ アオイ〝ハン〟ガ アルソウデス 世界ニアオイバラハアリマセンガ ソラハ アオイ 二〇〇二年十二月一日 はばた、け はばた、け ひかりの、 小鳥。 はばた、け はばた、け ひかりの、 小鳥。 二〇〇二年十二月二十六日 ・沖縄へ飛ぶ。 予定していた上空三万九〇〇〇フィートは〝交通渋滞〟のため、 しばらく三万五〇〇〇フィートをとぶ、とのこと。 「ごめんね、そら、いたいだろ」 片方のつばさに、日の丸。 ・こんなに高い所に、さすがに言葉はないように思う。ここまで 来ると、ぼくたちのことばは皆内向き(下向き?)になってい くようだ。しかし、それでも〝交通渋滞〟。(乗客の僕は、こ んなに高い所をとびかっているらしいことばたちを、想像でき ない。仕方がないので、眠ることにする。 寝て、起きて、まだ空。 ・雲の上であやとりする姉妹。 二〇〇三年二月三日 風呂屋では湯女が浴客の垢かきをするのは七ツ時(午後四時) までで、暮方からは板の広間を金屏風などをめぐらした座敷に模 様替して遊客を集め、湯女は美しく着飾って三味線囃子に小唄な どで興を催し、望みに応じて春を売った。この湯女風呂は明暦三 年(一六五七)に厳禁された。(国史大辞典 吉川弘文館 一九 九一年 注)「ごめんね、そら、いたいだろ」は、谷川俊太郎「ひこうき」より 形を変えて引用しました。 |