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あをの過程 詩集
著者 あをの過程
2006年6月23日金曜日
殉教
世界よわたしを忘れなさい。
海までつづく踏み切りが、
一斉に鳴り始める朝に。
世界よわたしを忘れなさい。
叶わなかった鳥たちが、
木の陰でうそぶきだす前に。
すべての悪臭はわたしから発する。
すべての毛と肉はわたしによって汚れる。
割り箸が割れる。世界中で。
思春期の魚が串刺しになる。
わたしの手と歯を洗い流すのだ。
うごめく網の目の間から。
その時、水面(みなも)は空(そら)になるだろう。
線路沿いのコンビニに、朝が来るだろう。
(二〇〇三年十月二十四、二十五、二十六日)
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小説 「きみよ きみよ」 (3)の1
小説 「きみよ きみよ」 (3)の2
「あをの過程」という作者名について
殉教
「その気」
新しい(?)日本語文学のために
分類
「Ishkar」
「きみよ きみよ」
「みどり」
「ゆう」
「空走距離」
「忘れる。」
「明日のない今日」
『きみよ きみよ』
『ダンショウ』
『一行目から書き始める、』
『映画的世界に対する文学』
『寄せる波、世界へ、』
『詩の邪道』
『試論』
『生と死と詩と小説と』
『鳥、その不在、/三月』
『無煙の海』
『無煙浜まで』
『名もないことりが飛んだあとに、色をつけようと僕は空に手をかざした。』
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